紹介に感謝
先日青山審美会矯正歯科の小谷田先生より、矯正の短期での完了を目指す治療希望の患者様を紹介していただきました。小谷田先生はPGIの先輩です。
だからコルチコトミー併用矯正のことはよく知っていますし、治療にとり入れています。
また、コルチコトミー併用矯正が著しく矯正期間を短縮しないことも知っています。
2年半かかる成人矯正を6ヶ月までに短縮(患者様の症状により異なります)できるのは、ヘミオステオトミーとインプラントの併用だけですし、それに成功しているのは、世界でも私だけです。
我が師、寿谷先生の教え
私は、よく先生にしかられました。今もしかられます。
先生は、純粋な臨床医であり、研究者でもあります。コルチコトミー併用矯正でも、自分で研究してから人に話すように言われました。
人はどうしても目立ちたがりますから、ちょっと新しい治療法で結果がでると目立とうとしてしまいます。
先生は歯科医の目立ちたがりをもっともきらっています。最近歯科界で私が目立ちはじめたことにしかられました。
しかし、私は目立ちたいのではなく、寿谷法コルチコトミーは嘘でないことをみなさんに知っていただきたいのです。
これまでこの治療法を歯科界では否定してきました。寿谷先生はよく私にこう言っています。
「本物は光っているから心配するな。」
今、その言葉の通りになってきました。やはり、自分なりに長期的な結果が出て初めて他人に指導できると思います。寿谷法コルチコトミーは、1973 年よりおこなわれている治療法です。
30 年以上の歴史と実績がある治療法です。私の人生において寿谷先生に師事したことはもっとも大きな財産です。
有名税
私の名前が歯科界で知られるようになると、私への批判がネット上に増えてきました。
仲間や知り合いの歯科医は、これを有名税と言います。患者様にとってはいち歯科医でしかないのに同業者からすると妬みの対象となってしまいます。
妬みをネットに書くのはその方の勝手ですが、その内容を信じてしまう患者様が心配です。
10年前コルチコトミー併用矯正を知らなかった矯正医は、こぞって私の批判を言ってましたが、今は情報が日本中に広がり、コルチコトミーについてだれも批判をしなくなりました。
結局勉強不足だっただけでした。
でもその時、その批判を読んで治療を中断した方々に対してだれが責任をとってくれるのでしょうか。
日本人の気質
日本は島国のため昔から気質として島国根性であることは有名ですが、最近のアメリカの大学でのもっとも付き合いづらい学生のアンケートで日本人の学生がプライドが高く付き合いづらいというデータが出ていました。
日本の書籍に日本社会の気質について書かれていたので記載します。
私を含め、自分を見直すには良いのではないでしょうか。
1.他人をねたむ意識、感情が強い。
2.もし不満があっても表面的になかなか示さない。
3.説明に対して理解していなくても、わかったような対応をとることが多い。
4.医療に関しては徹底的に安価、無料を求める。
5.一般的には恨みの感情は長続きしにくい。
6.マスコミ報道や世間の風潮などに流されやすい。
7.不満があっても相当程度までは我慢する(できる)が、一気に不満を爆発させることが多い。
8.責任を自分では負おうとせず他者に転嫁して他者を追及する傾向が強く、他人本願。
9.信義、人とのつながり、道義的な要素を重んじる伝統はまだ健在である(ただし、若い人は別でドライな人が多い)
10.公平・不公平に非常に敏感である。
11.陰湿なクレーマーになる場合も少なくない。
12.(官庁・企業などは)大義名分・正論にとても弱い。
13.体面を気にする。